映画「コンプライアンス 服従の心理」のネタバレ。ストーリーは実話の事件

 

映画「コンプライアンス 服従の心理」のネタバレストーリーになります。

 

ストーリーは実話の事件が元となっています。

2004年にケンタッキー州のマクドナルドで起きた事件です。

 

実はこれと同じような事件がすでに70件も発生していて、

マクドナルドにも以前、他の店に似た電話があり、被害が発生してしまったことがありました

また、マクドナルド以外の店では客が被害にあったケースもあったようです。

 

マクドナルドではすでに同じ事件があり把握ながら、店舗に警告していなかった、ということで、

被害者の女性店員に数億円もの損害賠償を支払い、女性店長にも損害賠償を支払い

アメリカでは話題になりました。

 


 
 

ここからネタバレですのでご注意を。

 

 

とあるハンバーガー店。

週末で慌ただしいなか警察官を名乗るダニエルズから

店長のサンドラ宛に電話が入り、

従業員に窃盗容疑がかかっていると告げられました。

 

トラブル続きでオーバーワーク気味のサンドラは、

ダニエルズに指示されるままベッキーを事務所に監禁します。

 

もともとサンドラはベッキーを良く思っていなかったようですので、

ダニエルズの言うことを簡単に信じベッキーを犯人扱いし始めます。

他の従業員に事情を説明するときも、隠すこともせずに、

ベッキーが客のカネを盗んだと話しています。

 

ベッキーは犯罪歴はありませんが、

決して品行方正に生きてきたわけではありません。

「警察」という権力に戸惑いますが、反発まではしません。

 

そして、ベッキーの監視を命じられた店の関係者も、

巧妙なダニエルズの話術に主導権を握られて、

なすがままになっていきます。

 

だれも、自分が正しくてやましい所はないと

言える人はいないわけで、普通の人がもつ心の弱みや、

「騒ぎを穏便にすませたい」「厄介なことにはかかわりたくない」と

いった気持ちを利用されていく描写がとても良く描けています。

 

映画の結末ですが、

ダニエルズの指示に従って、老人が電話を受けました。

この老人には警察という権威にだまされず、

おかしいことはおかしい、と判断できる人だったのです。

 

すぐに相手がおかしいことに気がつき、

相手を「おまえが誰かなんか関係ない!」と

一喝し事件はすぐに解決に向かいます。

 

ネタバレは以上です。

 

「裸の王様」のストーリーに似たところがある話ですね。

 

ちなみに、映画の元となった実際の事件の電話をかけていた男ですが、

逮捕されましたが、証拠不十分で無罪となったようです。

 

現在、さすがにマクドナルドはその後、

対処マニュアルを作って店に配っているとか。

 

映画「コンプライアンス 服従の心理」、

心理描写がすごくておすすめです。

 

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